ペーパーアイテムマナー招待状「本文編」両親差出文章

招待状本文マナー説明

文章は大きく分けて3つに分類されます。「両親差出文章」「本人差出文章」「両親・本人連名文章」の3つです。
上記文章は両親差出の文章です。この文章で招待状を発送する場合、両家が結婚式の主催者側である事を現します。
また、「両家(ご両親)を立てる」意味合いも強いです。たま、ご両親のお友達を招待する場合、新郎新婦の名前だと
分からない方もいらっしゃいます。「入籍して1年以上経つ」「ご家庭の事情など」特に無ければ、この「両親差出文章」
をお勧めします。

A 頭語・結語

文章は一般的に頭語で始まり結語で終わります。頭語と結語は決まった組み合わせがあります。
婚礼では「拝啓・敬具」を使うのが一般的です。さらに、あらたまった場合には「謹啓・敬白」を使用しても
問題ありません。

 

B  季語「時候の挨拶」

頭語の後には招待状を出す月の、季節を感じさせる季語「時候の挨拶」を入れます。

季語一覧

1月 新春の候・初春の候・大寒の候・厳冬の候・厳寒の候
2月 春寒の候・立春の候・梅花の候・向春の候
3月 早春の候・春分の候・啓蟄の候・浅暖の候
4月 春暖の候・桜花の候・陽春の候・惜春の候
5月 新緑の候・薫風の候・立夏の候・青葉の候
6月 向暑の候・入梅の候・初夏の候
7月 盛夏の候・炎暑の候・猛暑の候・酷暑の候
8月 残暑の候・立秋の候・晩夏の候・早涼の候
9月 初秋の候・秋涼の候・清涼の候・爽秋の候
10月 仲秋の候・紅葉の候・清秋の候・秋冷の候
11月 晩秋の候・立冬の候・向寒の候・深秋の候
12月 歳末の候・師走の候・初冬の候・寒冷の候

 

C  日時・時間

※1 挙式時間の表記は、結婚式場により異なります。挙式時間を記載すると、挙式に参列しない方も
   早く来てしまう事がある為、削除する結婚式場が増えました。

 

招待状を発送する月が「10月・11月・12月」場合

招待状を発送する月が「10月・11月・12月」結婚式が「1月・2月・3月」など年をまたぐ場合、年号を記載します。
(例:招待状発送は、令和元年、結婚式の日時が2月22日に場合、表記は「令和2年2月22日」です。)

時間の表記
時間表記は午前・午後で表記する事が多いです。
「12:00」は正午、「12:30」などは「午後12時30分」と表記します。
※間違えて「午前12時」「午後12時」と表記間違える方も多いので注意しましょう。

 

D  発送月(差出月)

招待状を発送・手渡しする「月」を記載します。
(例:8月に発送・手渡しする場合は「8月吉日」です。

 

E  差出人

上記文面は、ご両家から出す文章なので、実家(ご両家)の代表者の名前(お父さんorお母さん)を記載します。

 

F 返信日

基本は挙式の1ヶ月前ですが、返信してこないゲストもいらっしゃいます。1ヶ月+1週間程の日程を設定したら
良いでしょう。

何らかの都合で、招待状を発送するのが遅れ「すぐに返信して欲しい」場合は、「折り返しご一報」と表記しても
良いです。

 


句読点や忌み言葉

「お祝い事には終止符を打たない」という意味で、文面には「、」「。」などの
句読点を省略し字間を空けたり改行します。
段落を変える際に文頭は空けません。

また、縁起が悪いとされている言葉や、再婚を連想させる言葉などは、招待状でも使用しないように気を付けましょう。
他にも不幸や不吉、死を連想させる言葉や、同じことを繰り返す重ね言葉なども、縁起が悪いと言われています。
よく使いがちなのは「忙しい」という言葉で、「お忙しいところ」などと記載してしまいがちです。
「忙しい」は夫婦の別離を連想させてしまう言葉であり、 招待状に書く場合には「忙」は「亡」の文字が 入っているので、
縁起が悪いとされています。「ご多用のところ」 などを使う事をお勧めします。
しかし、「益々」や「日々」などの縁起の悪い重ね言葉でも、意味合いが薄いため、それほど気にする必要はありません。

 

よくある質問

■招待状の部数の決め方

基本的に一家族・夫婦で1部用意します。

■両親や家族にも招待状を渡すのか?

既婚されているご兄弟には渡します。
上記招待状は、両親差出の文面ですので、ご両親は主催者側です。招待状をお渡しする必要はありません。
※新郎新婦本人差出の文章の場合は、ご両親は主催者になりませんので、招待状はお渡しします。

■いつまでに発送する?

基本的に挙式の約2~2.5ヶ月前に発送します。

■投函方法は?

招待状一式に付箋などを入れると、重量オーバーで切手代が上がる場合があります。郵便局窓口に持って行き確認して、
発送された方が間違いありません。

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