結納とは
「結納は何でするの?」「儀式だから別にしなくても良いんじゃないの?」なんて声を新郎新婦からよく聞きます。
実は意味が分からず単なる「儀式」と言っている時点で、大きな間違いです。
では、結納式とは、何の為にするのでしょうか?
結婚する時に、お互いの両親に結婚の挨拶をします。「結婚の約束=婚約」です。この時点では口約束なのです。
口約束を「婚約を公のものとする儀式」=個人(婚約)の立場を離れて全体(家同士)を結びつける儀式です。
また別の側面で、相手側に誠意を伝える場でもあります。
簡単に言えば、新郎側が、新婦側に「娘さんをお嫁に迎えさせてください。お願いします。」とお願いしに行く場なのです。また、結納品は「娘さんをお嫁に迎えるために、これだけの品々を揃えてきました。」と気持ちを伝えるためのものです。節度をもって厳粛に結納を行ってください。